鑑定評価書の作成に関しては、土地に関する権利関係や建物及びその敷地の利用状況に応じた評価対象としての不動産の類型、つまり、どの権利をどの部分まで評価するか等により、調査分析の内容や範囲、適用手法等の難易度や煩雑さは異なります。

更には、担保評価、売買の参考、税務申告のための資料、訴訟のための資料等利用目的により、より詳細な調査、分析、附属資料等の資料作成等に要する期間等、大きく異なります。

その為、一律に「鑑定評価書の作成は○日間でできます。」といったことは言い切れないのですが、権利関係や類型等の複雑さの程度が低く、適用手法も少ない案件等につきましては、最短で1～2週間程度で評価書が作成できる案件もあります。

逆に訴訟等のための鑑定評価等については、契約内容の確認や経緯の分析、それに対応した市場分析や評価手法の適用等、更には相手方の提出資料の分析、弁護士等との打ち合わせ等、その作業は数か月から数年に亘る期間を要する場合もあります。

お急ぎの案件等につきましては、極力、お客様のご要望に添えるように努めておりますが、個々の案件によりその期間は異なりますので、先ずはお気軽にご相談ください。